皆さんこんにちはとねアングラーです。
突然ですが、あなたにとって忘れられない出来事ってありますか？
僕にとっての忘れられない出来事は、初めてサーフからヒラメが釣れた日のことです。
もしあの日にヒラメが釣れなかったら、きっと釣りという趣味にのめり込む事もなかったでしょうし、今釣りブログを始める事もなかったと思います。
大きく運命を変えたあの日の事を振り返ってみたいと思います。
キセキが起きた！
目次
1 サーフデビュー
2 状況（潮回り、波高、ベイト）
3 ヒ、ヒットー！
4 なぜ釣れたのか？
サーフデビュー
なぜ最初にサーフに行ったかというと、先輩に誘われたからです。
センパイ『今の時期はサーフからヒラメが釣れるんだよ。』
オレ「まっじすかー」（ヒラメって船でしょ。本当かな？）
8月だったので、ウェーダーではなく、海パンスタイルでデビューしました。
なんか波がバシャバシャして気持ちいいな。
まあ最初のサーフで簡単に釣れるはずもなく、何回か通った10月のある日。
なんか今日は雰囲気いいぞ
状況（潮回り、波高、ベイト）
南西の風、波高0.8ｍ、水の色は澄んでいて、初心者からみても絶好の釣り日和でした。
センパイとの釣行なんで、初心者の僕は、ポイントのなんて完全におまかせコース。
何箇所か投げては移動を繰り返して、沖の方に鳥山らしきものを発見。
おいおいこれはチャンスなんじゃないのー。
でも鳥山はなかなか届く範囲の近くまで、近寄って来ません。
やっぱりダメかー。
そのときセンパイが言いました。
「おい！あれあれあれ！あれ見てみろよ！」
な、なんすか？
ヒ、ヒットー！
センパイが指さした先には、波が盛り上がった第二ブレイク。
波が立ち上がる瞬間に、10～１５センチの魚群が見えました。
「イワシ？いや、分からん。とにかく投げろ！投げろ！」
朝4時起きの眠気とジグがぶっ飛びます。
前日に予習して来たYouTubeで、釣れてたピンクのフリッパー32ｇ！
5回巻いて1秒止めてのストップ＆ゴー！
カッキーーーーーン！！手元に伝わる金属音！
な、なんだ軽いけど、たまにバタバタ暴れる。
手前10メーターくらいで見えたのは、ヒラメ（ソゲ）だ。
センパイに教えたいが、遠いし、とっさの事で言葉が出ない。
なんと波打ち際で、フックアウト！！
くそ～。でも魚は確実にいる。
気を取り直して、キープキャストだ。
10分程経った頃、「ガッ！・・・ジージジージー」
根掛かり？いや違う、これが噂のエイか？
約10分のファイトで上がってきたのは・・・
「な、なんだチミは？」「わ、私はカスザメです。」
1メーター近くあるぞ!まっまあいい、時合を逃すからリリースして、キープキャストだ。
ブログで勉強してきた、ジグの５回巻いて1秒止めてのストップ＆ゴー！
その時だった・・・「カッキーン！」
金属バットで叩かれた様な感覚が手元に伝わってきた。魚だ！喰った！
巻いている時、一瞬軽くなって不安になったが、時折バタバタと暴れているから、大丈夫付いている。
波打ち際まで来て、茶色の平べったい生き物が見えてきた。
「ヒラメだー」
慎重にランディングして一気に、陸に向かって走った。
「よっしゃー！」
嬉しくて手が震えていた。本当にサーフにいるんだ。
この日のヒラメは本当に忘れられない。
タックルデータ
ロッド：ルアーマチックS90ML
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リール：レガリスLT3000CXH
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ダイワ 18 レガリスLT 3000-CXH (スピニングリール) 価格:8,085円 |
ライン：よつあみ アップグレードX81.2号
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リーダー：プレミアムマックス5号
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ルアー：ダイソージグロック28g シルバー
なぜ釣れたのか？
まずはベイトがいた事、鳥山があった、0.8Mのちょうどいい波高、風向き（南西）、潮止まり前後、水の色も良かった。
いくつもの幸運が重なって、釣れる状況になったと思います。
そして何より一緒に釣りに行ってくれて、教えてくれるセンパイがいてくれたからだと思います。
初心者の方は、出来るなら経験者と一緒に釣行して、いろいろ見よう見まねでやり方を盗んでいった方が、初めての一匹に近づけるんじゃないかと思います。
プロアングラーの村岡さんが、自身のYouTubeで、『どんな魚も最初の一匹が、一番感動的であって、それを超える事は残念ながらほとんどない。』っておっしゃってました。
あれからそう多くはないですが、ヒラメを釣ってきて、村岡さんがおっしゃる通り最初のヒラメを超える感動はありません。
でも、それでも、アングラー達は、あのときの感動をまた味わいたくて、サーフに向かうのかもしれませんね。
目標にしている座布団ヒラメが釣れた時、もしかしたらあの感動がふたたび・・・
最後まで読んで頂きありがとうございました。皆さんいいフィッシングライフを。
